「野澤コレクション」公開促進事業

甦るヴィルトゥオーソの響き
―クリストファ・N・野澤SPレコードコレクション―

~2万枚の音楽遺産を未来へと繋ぐ~

*お知らせ

・[2017.11.27]平成29年度蓄音機コンサート「ローム クラシック スペシャル」第9回~12回開催予定を更新しました。 [ 詳細 ] ・[2015.01.10]「野澤コレクション」公開促進事業を開始しました。

公開促進事業について

 世界的SPレコード研究家クリストファ・N・野澤氏が、半世紀以上に亘って収集したクラシック音楽の貴重なコレクションは、氏の急逝により藝大図書館に寄贈されました。
 2万枚を超える洋楽SPレコード等から成る本コレクションは、国内最大級の規模を誇り、歴史的に貴重な音源が多数含まれています。氏愛用の蓄音機で再生される独特のリアリティをもったサウンドは、音楽を学ぶ学生や市民に対して多くの啓発や癒しを与えてくれます。
 野澤氏はコレクションを、記録としてだけではなく、これからの音楽家たちに活かして欲しいと願っていました。本学では、教育研究と音楽文化の発展のため、「野澤コレクション」公開促進事業を推進しています。
 歴史に名を残す巨匠たちの響きに、学生たちは何を感じてくれるでしょうか。

公開促進事業への協力のお願い

 本館では、「野澤コレクション」の公開利用へ向けた準備を迅速に進めるとともに、過去の大演奏家たちの演奏を蓄音機による生の再生音で聴くことのできる一大拠点の整備を目指しています。これにより、学生・研究者・一般市民向けにレコード・コンサートの開催も可能になるとともに、クラシック演奏史研究の飛躍的な進展が期待されます。
 本事業推進のためには、膨大な量にのぼるレコードの整理公開に多額の経費が必要となります。つきましては、芸術文化に広く関心をお持ちの皆様に、この事業の趣旨にご理解、ご賛同をいただき、是非とも絶大なるご協力を賜りたく、ここにお願い申し上げる次第です。

国立大学法人東京藝術大学
附属図書館長

事業への協賛申込について

よくあるご質問(FAQ)

  • Q1. クリストファ・N・野澤氏についてもっと教えてください。
  • A1. 1924年(大正13年)東京中野生まれ。名古屋帝国大学理学部卒。レコード研究家、クラシック演奏史研究家。
    上智大学、清泉女子大学などで生物学や英語の教鞭を執るかたわら、SPレコードの収集と研究を行いました。個人のコレクションとしては世界でも有数。演奏史の該博な知識を基に評論や解説を執筆。弦楽専門誌『ストリング』に「幻の名盤伝説」を6年間に亘り連載、昭和55年から11年間、FM東京「音楽の森」にも出演しました。
    ロームやグリーンドア、オクタヴィア、小学館などで多数の復刻盤CDを監修・音源提供。
    2013年(平成25年)8月永眠。
  • Q2. 野澤コレクションについて詳しいことを知りたいです。
  • A2. コレクションは、洋楽全般に亘るものですが、戦前のヴィルトゥオーソ(巨匠)と呼ばれる演奏家たちの名演が多数含まれています。特に、ヴァイオリニストのレコードは、日本国内のみでなく世界的にも有数のコレクションであり、ミッシャ・エルマン、フリッツ・クライスラー、ジャック・ティボーといった著名な演奏家はもちろんのこと、近年、再評価が進みつつあるブロニスラフ・フーベルマン、バーシャ・プシホダのような演奏家まで幅広く揃えられています。また、来日外国人演奏家や日本人演奏家、日本人作曲家のレコード収集にも重点が置かれており、日本における洋楽導入史を語る上でも貴重なコレクションとなっています。
    そのため、多くのSPレコード復刻CD作製にあたり、コレクションより音源が提供されています。
    ○SPレコード約20,000枚以上 ○LPレコード約6,000枚以上
    ○蓄音機(クレデンザ、アポロンなど)
    ○文献資料(レコード目録・レコード文献カタログ・演奏会プログラムなど)
  • Q3. 具体的に協賛の申し込み方法を教えてください。
  • A3. 「協賛申込書」をダウンロードしてご記入の上、郵送かファクシミリで下記までお送りください。
    東京藝術大学附属図書館 総務係 協賛金担当
    〒110-8714東京都台東区上野公園12番8号 TEL:050-5525-2420,2421 FAX:03-5685-7804

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協賛金募集に関すること附属図書館総務係050-5525-2420
コレクションの内容に関すること附属図書館情報サービス係050-5525-2429