美術学部・美術研究科
美術学部紀要
-
[目次] 第1~10号(昭和40~50年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 第1集
(昭和40年度)小山 清男 逆遠近法試論 p.1-35 山本 学治 19世紀初めより1920年代に至る建築の近代化について p.37-77 小口 八郎
市橋 敏雄
新山 栄噴霧法による銅屋根の化学的着色法 p.79-106 菅原 安男 金色堂から発見された金棺の残片による藤原基衡、秀衡の寺伝の帝政について p.1-50 第2集
(昭和41年度)小野 忠重 日本の木版技術と複製 p.1-42 中尾 喜保 随身庭騎絵巻に対する馬術および馬匹外貌学的考察 p.43-84 小山 清男 晩餐図におけるLeonardoの遠近法 p.85-121 柳 宗玄 ロマネスク柱頭の植物装飾 p.123-143 桜林 仁 適応概念の芸術への適用 p.145-189 新村 撰吉 近世の漆芸における漆工技術の資料調査 :
「百工比照」の色漆(変塗)の製作技術についてp.1-25 第3集
(昭和42年度)小野 忠重 民衆版画考 p.1-37 中尾 喜保 「ミロのヴィーナス」に対する美術解剖学的考察 p.39-73 鈴木 信一 ヨーロッパにおける美術鋳造の技術 p.75-97 六角 頴雄 春慶塗に関する調査研究 p.99-135 第4集
(昭和43年度)小野 忠重 江戸時代の油性画材の資料について p.1-25 上原 之節 日本の色彩名検索に役立つ新資料の紹介と
その資料についての一試論 :
造形的作品についての色彩研究 Ip.27-70 小山 清男 Fra Angelicoの受胎告知 : その遠近法と絵画空間についての考察 p.71-107 西村 公朝 広隆寺弥勒菩薩像の構造についての考察 p.[109]-
136建築科
(前野 堯)浄土宗花賞山崇徳寺建築実測報告 p.137-162 前田 泰次
西 大由
山川 武
戸津 圭之介
松山 鉄夫
平川 晋吾東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 :
その一 蓮弁の現状調査報告 :
主として創建当初の部分と補修部分の区分と、その技術的相違についてp.1-51 第5集
(昭和44年度)西村 公朝 聖林寺十一面観音立像の構造・技法・表現についての考察 p.1-25 小口 八郎 日本画の着色材料に関する科学的研究 p.27-93 建築科
(伊藤 要太郎)薬師寺休岡八幡神社及び座衆屋の建築実測報告 p.95-
(125)毛利 登 国宝・重要文化財指定の染色品調査禄(その一) p.1-28 前田 泰次
西 大由
松山 鉄夫
戸津 圭之助
平川 晋吾東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 :
そのニ 蓮弁(反り花)及び蓮肉の現状調査報告と銅座鋳造時期の問題についてp.29-91 第6集
(昭和45年度)小山 清男 Angkor遺跡のlintel文様について p.1-(37) 小口 八郎
沢田 正昭天平塑像の科学的研究 : 塑像の構造と塑土の性質 p.39-(74) 新山 栄 銀蝋の材質と組織 p.75-
(101)温品 鳳治 複折版の実験的応力解析について p.103-
(132)建築科
(前野 堯)東大寺二月堂参篭所、湯屋及び仏餉屋の建築実測報告 p.133-159 菅原 安男 造仏記 : 高野山金剛峰寺金堂金剛菩薩像 p.1-19 毛利 登 国宝・重要文化財指定の染色品調査禄(その一) p.21-53 前田 泰次
西 大由
松山 鉄夫
戸津 圭之介
平川 晋吾東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 : その三 内部から観察した大仏頭部の構造及び新仏頭鋳造の経緯について p.55-91 第7集
(昭和46年度)西村 公朝 宗教的視角による仏像美の探究 p.1-(23) 成川 武夫 世阿弥の芸術思想 : 伝書の実存的解明 p.1-49 前田 泰次
西 大由
松山 鉄夫
戸津 圭之助
平川 晋吾東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 : その四 右手の現状調査報告と天正八年修理の意義並びに鋳師弥左衛門について p.51-97 松山 鉄夫 東大寺行基堂の建築年代について p.99-107 第8集
(昭和47年度)三好 二郎
小磯 稔Visual designにおけるH膜(複屈折形位相板)の利用による色彩構成の試み p.1-(21) 小口 八郎 Experimental studies on Japanese traditional coloring copper p.23-(91) 前田 泰次
西 大由
松山 鉄夫
戸津 圭之助
平川 晋吾
江藤 日出男
佐藤 勲
千野 高保東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 : その五 左手の現状調査報告と平安末鎌倉期修理について (附:東大寺図書館蔵弥左衛門資料の紹介) p.1-64 第9集
(昭和48年度)池田 敏子 美術的に表現された人体像のポーズに関する美術解剖学的研究 p.1-26 成川 武夫 美的実存 : キルケゴールとベッカーとの対比において p.1-32 前田 泰次
西 大由
戸津 圭之助
原 正樹
松山 鉄男
平川 晋吾
江藤 日出男
佐藤 勲東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 : その六(A) 仏躰に於ける創建時の残存部の調査及び創建期造像の経過と技術の説明 (附:白毫、両眼についての補足的報告) p.33-80 磯崎 康彦 東京美術学校カリキュラムと嘱託教員としての森鴎外
(明治24~32年)p.81-114 第10集
(昭和50年度)寺田 春弌 迎賓館赤坂離宮玄関ホール天井画の新規制作記録 p.1-2 西村 公朝
本間 紀男X線による聖林寺十一面観音立像の構造について p.3-36 建築科
(川田 伸紘)海竜王寺西金堂・経蔵実測報告書 p.37-58 前田 泰次
西 大由
戸津 圭之助
原 正樹
田中 勇
松山 鉄男
平川 晋吾
江藤 日出男
佐藤 勲東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 : その六(B) 仏躰に於ける創建時の残存部の調査とその周辺の補修技術及び型持の調査について p.1-36 磯崎 康彦 東京美術学校における岡倉覚三校長の講義内容
その一「東洋美術史について」p.37-70 -
[目次] 第11~20号(昭和51~60年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 第11号
(昭和51年度)建築科
(川田 伸紘)浄土宗浄土堂及び北山十八間戸建築の実測報告書 p.1-40 前田 泰次
西 大由
山川 武
戸津 圭之介
原 正樹
田中 勇
松山 鉄夫
平川 晋吾
上田 郁夫
江藤 日出男
佐藤 勲東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 : その七
両脚部とその周辺の調査及び銅座鋳造工程その他についてp.1-46 磯崎 康彦 続・東京美術学校における岡倉覚三校長の講義内容
その一「東洋美術史について」p.47-83 第12号
(昭和52年度)小山 清男 インド仏教美術の表現と構成 p.1-43 本間 紀男
岡部 央高野山薬師寺三尊像の構造について p.45-104 山崎 隆之 阿弥陀如来の視点 p.1-26 第13号
(昭和53年度)建築科 山岡家住宅建築実測報告 p.1-36 本間 紀男 X線による影像と実像の対比 : 群馬県指定重要文化財三光院木造十一面観音立像による (p.37)-80 吉田 千鶴子 東京美術学校委嘱製作資料 p.81-110 第14号
(昭和54年度)小口 八郎
新山 栄X線マイクロアナライザーによる古代青銅器の組織と材質の研究(No.1) : 日本の古代青銅器について p.1-28 小山 清男 ヒンドゥー美術の諸相 p.29-86 建築科
(川田 伸紘)元興寺極楽坊旧庫裏実測報告書 p.87-116 武田 光一 池大雅の指墨について p.1-32 立原 慶一 ダンク・オットーの美術教授学 p.33-71 西 大由
前田 泰次
前野 堯
戸津 圭之介
原 正樹
松山 鉄夫
平川 晋吾
上田 郁夫
江藤 日出男
佐藤 勲東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 : その八
「鋳造工程における仏身と銅座の前後問題」再説、及び大仏の写真測量についてp.73-86 第15号
(昭和55年度)小口 八郎
新山 栄X線マイクロアナライザーによる古代青銅器の組織と材質の研究(No.2) : 古代中国青銅器を中心として p.1-32 本間 紀男 X線による能満寺虚空蔵菩薩坐像及び額安寺虚空蔵菩薩半跏像の研究 : 木心乾漆造の構造、技法、材質の研究) p.33-70 西 大由
前田 泰次
戸津 圭之介
原 正樹
松山 鉄夫
平川 晋吾
上田 郁夫
江藤 日出男
佐藤 勲東大寺大仏の鋳造及び補修に関する技術的研究 : その九
慶長十九年の大仏修造計画について、及び大仏法量記三種
(附:螺髪についての補足と訂正)p.1-15 第16号
(昭和56年度)小口 八郎
林 功唐代におけるトルファン・アスターナ出土文物の彩色の材料・技法について p.1-40 建築科 法華寺浴室実測報告書 p.41-66 吉田 千鶴子 竹内久一レポート p.1-28 第17号
(昭和57年度)建築科
(前野 堯)上三原田歌舞伎舞台 p.1-23 越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichnau (VI) : die Beschreibung des Bildes von der Heilung des Wassesuchtigen p.25-85 桜林 仁
八木 素子単色及びニ配色の印象に関する因子分析的研究 p.87-123 中尾 喜保
池田 敏子美術解剖学のためのモアレ法 : モアレ干渉縞の撮影からモアレ画像処理に至るまでの方法論的考察 p.125-149 辻 茂 様式と技法と材料 : 国際美術史学会チューリッヒ・コロキウム報告 p.1-14 西村 公朝
前野 堯
石川 陸郎
山崎 隆之
川田 伸紘
熊田 由美子
富沢 威
矢野 健一郎
佐久間 博
渡辺 義顕浄土寺阿弥陀三尊像とその視覚的環境について p.15-45 第18号
(昭和58年度)稲次 敏郎 日本庭園と殿舎の関係研究 : 作庭記をめぐっての考察 p.1-29 越 宏一 Studien zu den Wandlmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (VII) : Die Beschreibung und Ikonographie des Bildes von der Heilung des Besessenen von Gerasa p.31-83 小町谷 朝生 ピーピング・トムの効果 : 中心視の問題 p.85-106 佐々木 英也 サン・フランチェスコ政党の創世記壁画《天地創造》について p.107-134 樋口 桂子 隠喩の論理 p.23-47 西村 公朝
山崎 隆之近世仏像の技術的再検討 : 木寄と雛型 p.1-22 第19号
(昭和59年度)稲次 敏郎 民家考察 : なぜ民家は生き続けてきたか p.3-32 小山 清男 図学と絵画空間 p.33-71 桜林 仁
八木 素子芸術家のパーソナリティに関する一研究 : 矢田部・ギルフォード性格検査に対する芸術学生の反応に現われた
「創作型」と「演奏型」p.73-89 藤木 忠善 南会津中門造民家実測報告 p.91-125 山崎 隆之
矢野健一郎中世塑像技法の研究 : 如意寺仁王像について p.1-19 第20号
(昭和60年度)石井 健治 19世紀中期以降現代に至る画像表現技法に関する研究 1:
ゴム印画法p.1-12 越 宏一 東京芸術大学芸術資料館所蔵のハンガリー版画 :
その作品カタログp.13-65 小町谷 朝生 清戸迫横穴装飾古墳壁画の色彩 : 古墳の赤色の視知覚的研究 1 p.67-87 前野 堯 奈良文化女子短期大学セミナーハウス(旧志賀直哉邸)
建築実測よりp.89-(118) 山崎 隆之 近世の仏像修理について p.1-18 -
[目次] 第21~30号(昭和61~平成7年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 第21号
(昭和61年度)小町谷 朝生 福島県・中田装飾横穴古墳の色彩 :
古墳の赤色の視知覚的研究 2p.1-21 副島 弘道
長沢 市郎
水野 敬三郎
藪内 佐斗司新薬師寺地蔵菩薩像修理研究報告 p.1-65 第22号
(昭和62年度)稲次 敏郎 中国庭園の研究 : 住居と庭園の関係について p.1-30 田中 輝和
新山 栄七宝工芸及び金属工芸用としての硬化銀 p.31-62 宮田 順一
歌田 眞介
杉下 龍一郎原田直次郎作「靴屋の阿爺」 :
EPMA法による絵画試料の分析p.63-80 坂本 一道
佐藤 一郎
歌田 眞介明治期油画作品の自然科学的調査による材料、技法、保存、修復に関する基礎的研究 I p.1-66 第23号
(昭和63年度)佐々木 英也 チマーブエからジョットへ :
聖なるイメージの提示に関する一試論p.1-34 坂本 一道
佐藤 一郎
歌田 眞介明治木油画作品の自然科学的調査による材料、技法、保存、修復に関する基礎的研究 II p.1-95 第24号
(平成元年度)前野 堯 奈良県今井町の町家2題 : 建築実測報告 p.1-28 坂本 一道
佐藤 一郎
歌田 眞介明治期油画作品の自然科学的調査による材料、技法、保存、修復に関する基礎的研究 III p.1-121 橋爪 節也 柳澤淇園とその人物画 p.123-170 第25号
(平成2年度)前野 堯 備中矢掛宿の町家4題 : 建築実測報告 p.1-30 坂本 一道
佐藤 一郎
歌田 眞介
宮田 順一
福田 徳樹明治期油画作品の自然科学的調査による材料、技法、保存、修復に関する基礎的研究 IV p.1-174 橋爪 節也 柳澤淇園筆花果図について : 柳澤淇園研究・ニ p.175-211 第26号
(平成3年度)宮田 順一
杉下 龍一郎微少試料による美術材料の検討 p.1-22 熊田 由美子 晩年期の運慶 : その像造状況をめぐる一考察 p.1-24 吉田 千鶴子 大村西崖の美術批評 p.25-53 第27号
(平成4年度)壽美田 與市 「退官記念論文」製品デザインの本質 :
機能とありようについてp.1-16 前野 堯 城下町備中高梁の町並 : 建築実測報告 p.17-56 佐藤 一郎 浅井忠「収穫」と「写真の位置」 p.1-17 第28号
(平成5年度)出版されず(欧文編のみ) 第29号
(平成6年度)辻 茂 逆遠近法の原理 p.1-23 吉田 千鶴子 大村西崖と中国 p.1-36 第30号
(平成7年度)内山 昭太郎 映像フレームに関する一考察 : 媒介装置としての美術 :
制作環境と鑑賞環境の変遷とマルチメディアp.1-13 小町谷 朝生 二色眼鏡と逆遠近法 p.15-36 稲本 万里子 佐太神社の檜扇について : 扇の意味と機能 p.1-23 佐藤 道信 絵画と言語(三) : 「写実」「写真」「写生」 p.25-42 -
[目次] 第31~40号(平成8~15年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 第31号
(平成8年度)薩摩 雅登 明治の才人 上原六四郎 : 芸術資料館所蔵の素描とその作者 p.1-35 辻 茂 遠近法の全原理(1) : c線分の逓減比を求めて p.37-62 歌田 眞介
坂本 一郎
佐藤 一郎
伊藤 由美
鈴木 淳東京美術学校西洋画科油画作品の研究 I p.1-83 第32号
(平成9年度)稲葉 政満
小宮 英俊パークス和紙コレクションの紙質研究 p.5-77 歌田 眞介
坂本 一郎
佐藤 一郎
伊藤 由美
神庭 信幸
横島 文夫東京美術学校西洋画科油画作品の研究 II p.1-(127) 第33号
(平成10年度)吉田 千鶴子 東京美術学校の外国人生徒(前篇) p.5-74 坂本 一郎
佐藤 一郎
歌田 眞介東京美術学校西洋画科油画作品の研究 III p.1-98 第34号
(平成11年度)北田 正弘
堀口 光彦
飯野 一郎黄銅の煮色着色における微細構造と光学的性質 p.5-44 吉田 千鶴子 東京美術学校の外国人生徒(後篇) p.45-143 松嶋 雅人 江戸狩野・表絵師とその御用 :
東京芸術大学所蔵麻布一本松狩野家資料をめぐってp.1-38 第35号
(平成12年度)橋本 明夫
宮崎 光二
宮田 洋平
白仁田 明徳
遠藤 透
中野 俊雄飾電燈の復旧 :
東京芸術大学所蔵皇居旧二重橋飾電燈の修復報告p.5-25 益田 兼房
山口 俊浩建築史料の保護・保存・活用に関する考察 : 東京芸術大学大学美術館所蔵資料の分析から p.27-41 歌田 眞介
坂本 一郎
佐藤 一郎
伊藤 由美
神庭 信幸東京美術学校西洋画科油画作品の研究 IV p.1-106 第36号
(平成13年度)北田 正弘
田渕 俊夫
山本 未果
宮廻 正明
服部 さやか日本画に使われる群青(アズライト)の
光学的特性と焼きによる変化p.5-43 水上 和則 北方白瓷の誕生と化粧掛けの役割 p.45-(65) 歌田 眞介
坂本 一道
佐藤 一郎
稲葉 政満
伊藤 由美
神庭 信幸東京美術学校西洋画科油画作品の研究 V (p.1)-(57) 第37号
(平成14年度)澄川 喜一
本郷 寛
矢野 真
大沼 邦康ヴィンチェンツオ・ラグーザ作「山尾庸三像」
石膏原型修復とブロンズ像収蔵についてp.5-16 大野 彩
佐野 千絵フレスコ画制作に関する材料学的考察 :
再現古代窯による石灰焼成とその性質p.17-53 水上 和則 生産技術からみた陶瓷器高台の変遷 p.55-76 歌田 眞介
坂本 一道
佐藤 一郎
稲葉 政満
伊藤 由美
神庭 信幸東京美術学校西洋画科油画作品の研究 VI (p.1)-82 第38号
(平成14年度)松尾 大 カントにおける美的理念の概念の修辞学的基底 p.5-24 熊澤 弘 レンブラントの初期人物像素描研究 :
『正面を向いて立つ老人』の空間描写を中心にp.25-54 北田 正弘 江戸小紋の紋様と幾何学的解析 p.55-162 第39号
(平成15年度)松尾 大 フィギュールの翻訳を規定する要因 p.5-23 佐藤 一郎
木島 隆康
大西 博
伊藤 由美
渡辺郁夫東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する基礎的研究p.1-62 第40号
(平成15年度)光井 渉
野口 昌夫
鉄矢 悦郎建築科実測報告 奈良県大宇陀町松山地区の歴史的建造物 :
建築教育における実測演習の意義と実践p.5-47 辻 賢三
鈴木 稔
関根 理恵出土黒漆塗鮫皮鞘の保存学的研究 p.49-88 -
[目次] 第41~50号(平成16~24年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 第41号
(平成16年度)北田 正弘
飯野 一朗
宮田 亮平
堀口 光彦
新山 栄入浴剤(ムトウハップ)で処理した銅の着色層の微細構造 p.5-17 陳 剛
稲葉 政満中国伝統書画紙の製造現状に関する調査報告 p.19-43 佐藤 一郎
木島 隆康
大西 博
田中 智恵子
大竹 秀美東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する研究 IIp.1-68 第42号
(平成16年度)北田 正弘
渡邉 憲司
竹内 順一
桐野 文良
稲葉 政満東京藝術大学大学美術館所蔵の彩色木彫像「伎藝天」の顔料分析 p.5-29 小野寺 玲子 大学美術館蔵 J・S・サージェント筆木炭素描について p.31-49 中西 麻澄 ラングドック地方における初期ロマネスク彫刻の様式研究:
トゥールーズ,サン・セルナン聖堂における様式の展開p.51-97 加藤 ひろみ 《サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラの聖書》の扉絵研究 :
『レビ記』扉絵における画面構成:臨在の幕屋と十字型における画面秩序p.99-119 第43号
(平成17年度)宮田 亮平
篠原 行雄
三浦 定俊
丸山 智巳
押元 信幸
手銭 吾郎
原 智トヨタコレクション奥村管次作「からくり噴水器」の素材と技法の調査および復元品の制作 p.5-33 建石 徹
澤岡 織里部
北田 正弘東京芸術大学構内における煉瓦文化財の破損と劣化(1) 音楽および美術学部正門の煉瓦およびモルタル p.35-51 脇本 厚司 ピート・モンドリアン最晩年の作品におけるネーミングに関する考察:都市およびブギ・ウギとのかかわりから p.53-74 佐藤 一郎
木島 隆康
大西 博
田中 智恵子
大竹 秀美東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、保存修復に関する研究 III p.1-66 村山 閑 静嘉堂文庫美術館所蔵加納鉄哉模刻仮面群 p.67-97 第44号
(平成18年度)松尾 大 視覚的記号の関わるフィギュール p.5-27 鈴木 賢子 カント『「美と崇高の感情にかんする観察」における覚書』の
道徳的感情についてp.29-47 星 恵理子
地村 敦子
北田 正弘重ね染め絹布の可視紫外反射スペクトルおよび三次元蛍光スペクトル--染液濃度の影響および褪色の影響 p.49-67 佐藤 一郎
木島 隆康
大西 博
田中 智恵子
大竹 秀美東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する研究 IVp.1-67 第45号
(平成19年度)北田 正弘 室町期日本刀の微細構造―日本刀の材料科学的研究― p.6-56 工藤 晴也
住 康平ガッラ・プラチディア廟モザイク壁画保存修復調査(1) p.57-92 宮田 雅子 可能性のデザイン―創発的なコミュニケーションをデザインするワークショップ p.93-114 佐藤 一郎
木島 隆康
大西 博
田中 智恵子
大竹 秀美
武田 恵理東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する研究 Vp.1-43 藪内 佐斗司
髙宮 洋子浄瑠璃寺灌頂堂大日如来坐像保存修復報告 p.45-73 第46号
(平成20年度)北田 正弘 古墳から出土した古代刀(直刀)の微細構造と機械的性質 p.5-32 稲葉 政満
加藤 雅人ライデン国立博物館所蔵 シーボルト和紙コレクションの
紙質調査p.33-122 北田 正弘
渡邊 憲司
桐野 文良江戸時代中期の板絵「三十六歌仙藤原清正扁額」にみられる
顔料層の剥離とその機構p.123-145 鈴木 まどか
木島 隆康大学美術館所蔵エジプトコレクションと美術教育(1)
―その保存と活用のために―p.147-171 佐藤 一郎
木島 隆康
大西 博
桐野 文良
田中 智恵子
増田 久美東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する研究 VIp.1-49 第47号
(平成21年度)北田 正弘 江戸時代に舶来した鶴頭の物質と構造 p.5-21 上野 勝久 古代・中世の東寺大師堂の建築について p.23-40 小松 佳代子
青栁 路子
渡邉 美香
レドンド・ボネット・ルーカス
大成 哲Christoph Wulf教授講演「芸術の授業―もう一つの教えと学び」報告書 p.41-58 工藤 晴也 ガッラ・プラチディア廟モザイク壁画保存修復調査(2) p.59-92 田中 智惠子
木島 隆康
宮田 順一エパネチニコフ工房作「機密の晩餐」イコン修復報告 p.93-111 木島 隆康
佐藤 一郎
工藤 晴也
谷口 陽子
増田 久美
中右 恵理子
籾井 基充
宮田 順一
鳥海 秀実
松浦 美代子アフガニスタン流出仏教壁画片の調査と修復Ⅰ p.113-136 藪内佐斗司
仲 裕次郎
髙宮 洋子
宮田 順一新薬師寺木造地蔵菩薩立像(夜泣き地蔵)修理報告および改変時彩色の光学的調査と復元報告 p.1-26 第48号
(平成22年度)稲葉 政満
加藤 雅人画仙紙の開発と手漉きの省力化 p.5-38 北田 正弘
杉岡 奈穂子
平賀 賢二美術工芸品に使われる青貝の微細構造と光学的性質 p.39-54 田渕 俊夫
宮廻 正明
大河 原典子焼失した重要文化財狩野探幽筆大徳寺方丈障壁画「猿曳図」の
復元模写に関する報告p.55-71 佐藤 一郎
木島 隆康
大西 博
桐野 文良
増田 久美
土屋 裕子
作間 美智子東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する研究 VIIp.1-41 荒井 経 <資料>「商品目録」近代日本画の材料(色材篇) p.43-87 第49号
(平成23年度)小松佳代子
成清 美朝人間と社会における美術の意味 : R. シュタイナーを参照点に p.5-23 佐藤 一郎
大西 博
松下 計
植本 誠一郎画家の感性と油絵具の特性 p.25-50 高木真喜子 <ロアンの画家>とその工房 : 図像表現およびモティーフの出自と伝承に関する考察 p.51-70 佐藤 一郎
木島 隆康
大西 博
桐野 文良
増田 久美
土屋 裕子
作間 美智子東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する研究 VIIIp.1-42 第50号
(平成24年度)荒井 経
染谷 香理
平 諭一郎
中村 裕美子
杉本 史子国絵図復元 : 巨大絵図制作の技術 p.5-19 長谷川 明子 能舞台の上の割腹 : 三島由紀夫、映画「憂国」について p.21-35 Kitada, Masahiro
(北田 正弘)Microstructure of sword fabricated
in Europe in 17-18th century
(17-18世紀にヨーロッパで造られた刀の微細構造)p.37-50 佐藤 一郎
木島 隆康
桐野 文良
土屋 裕子
中右 恵理子
作間 美智子
金 鍾旭東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する研究 IXp.1-43 薮内 佐斗司
仲 裕次郎
藤曲 隆哉
高林 弘実
松島 朝秀東大寺蔵伎楽面「酔胡王」模刻研究報告 p.45-62 第50号別冊
(平成24年度)安藤 美奈
馬 定延
中村 美亜
越川 倫明ジェームズ・エルキンス教授講演報告書 実技系博士学位の現状 :
世界の潮流と芸術のリサーチに関する議論30 p. -
[目次] 第51~57号(平成25~令和5年)
巻号 著者名 論文名 ページ 第51号
(平成25年度)工藤 晴也
宮田 順一
パトリツィア・ルチャッリ
クラウディア・テデスキガッラ・プラチディア廟モザイク壁画保存修復調査(3) p.5-30 羽藤 広輔 建築家・白井晟一の著作にみる伝統論 p.31-45 関根 理恵
辻 賢三舟津神社所蔵・太鼓樽の保存学的研究 p.47-74 中村 るい パルテノン・フリーズの神々 : 身体・空間・神性の顕現 p.75-89 佐藤 一郎
木島 隆康
桐野 文良
土屋 裕子
中右 恵理子
作間 美智子
金 鍾旭東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する基礎的研究 Xp.1-46 荒井 経
染谷 香理<資料>近代日本画の材料(支持体篇) p.47-74 第52号
(平成26年度)桐野 文良 江戸時代貨幣『文政一朱金』表面の微細構造 p.5-16 北田 正弘
伊坂 紀子
西嶋 雅彦昭和30年代に製造された油絵具・レモンイエローディープおよびカドミウムイエローペールの微細構造 p.17-32 坂口 英伸 東京美術学校と関東大震災 p.33-50 木島 隆康
佐藤 一郎
桐野 文良
上野 勝久
山梨 恵美子
林 洋子
鈴鴨 富士子
金 鍾旭
平賀 あまな
野口 沢子
西川 竜司迎賓館赤坂離宮天井絵画修復事業に関わる損傷と劣化原因の解明(I) p.51-84 金子 智太郎 秘められた録音 : ロバート・モリス
《作られたときの音がする箱》p.85-101 佐藤 一郎
木島 隆康
桐野 文良
秋本 貴透
作間 美智子
中右 恵理子
金 鍾旭
鈴鴨 富士子東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する基礎的研究 XIp.1-45 荒井 経
日比野 民蓉【資料】朝鮮美術展覧会における日本人画家・安保道子について p.47-64 第53号
(平成27年度)桐野 文良
飯野 一朗
田淵 智美
北田 正弘色揚げ処理したAu-Ag合金の色彩と表面微細構造に及ぼす
地金中のAu濃度の影響p.5-22 長谷川 明子 人形浄瑠璃『曽根崎心中』におけるお初人形の足について p.23-37 北田 正弘
伊坂 紀子油絵具・バーントシェンナの微細構造 p.39-55 佐藤 一郎
木島 隆康
桐野 文良
秋本 貴透
作間 美智子
金 鍾旭
鈴鴨 富士子東京美術学校西洋画科卒業制作品・自画像の技法材料、
保存修復に関する基礎的研究 XIIp.1-37 第54号
(平成30年度)木島 隆康
佐藤 一郎
桐野 文良
上野 勝久
山梨 恵美子
林 洋子
鈴鴨 富士子
金 鍾旭
平賀 あまな
野口 沢子
西川 竜司
中村 早季子迎賓館赤坂離宮天井絵画修復事業に関わる損傷と劣化原因の解明(II) p.5-38 第55号
(令和2年度)浅井 ふたば 文部省工芸技術講習所と東京美術学校 p.5-25 岩谷 秋美 皇帝フリードリヒ三世墓碑のリアリズム : ゴシック末期における墓碑彫刻の形式と表現 p.27-49 第56号
(令和3年度)今村 有策 生きる=社会実践の視座 : 東京藝術大学大学院美術研究科
グローバルアートプラクティス専攻「社会実践論ソーシャル・プラクティス・セミナー」を通してp.5-24 藤岡 勇人 大谷芳久とかんらん舎とは : 個人と社会の関係性からの考察 p.25-44 Kobayashi, Akiko
(小林 亜起子)Primatice et la tapisserie : Cybèle dans la tenture des Dieux
Arabesques(プリマティッチョとタピスリー : 連作〈アラベスクの神々〉の《キュベレ》について)p.45-62 第57号
(令和5年)佐藤 直樹 古典としての中国芸術? : 千利休、伝統と革新のはざまで p.5-28 小島 久典 鎌倉時代の木彫像にみる木工的工夫について p.29-40 熊澤弘
中江花菜藝大コレクション展2021 II期
東京美術学校の図案 : 大戦前の卒業制作を中心にp.41-64
美術学部紀要. 欧文篇
-
[目次] 第19~35号(昭和59~平成12年)
巻号 著者名 論文名 ページ 第19号
(昭和59年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (IX) : die Beschreibung und Ikonogaraphie des Bildes von der Heilung des Blindgeborenen am Teich Siloah p.1-70 第21号
(昭和61年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (X) : die Beschreibung des Erhaltungszustandes vom Bild des Sturmes auf dem See p.1-85 第22号
(昭和62年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XI) : die Beschreibung des Erhaltungszustandes vom Bild der Heilung des Aussatzigen p.5-70 第23号
(昭和63年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XII) : die Beschreibung vom Bild der Auferweckung des Junglings von Naim p.5-76 第24号
(平成元年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XIII-XIV) : die Beschreibung vom Bild der Auferweckung des Tochter Jairi (des jarius) mit der Binnenerzahlung von der Heilung des Blutflussigen Weibes die Beschreibung vom Bild der Auferweckung des Lazarus p.5-151 第25号
(平成2年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XV) : stilistische Beobachtungen zur Darstellung der Kopfe als Kriterium fur die Datierungsfrage p.3-82 第26号
(平成3年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XVI) : die Figurenstil in den Gewandpartien p.3-95 第27号
(平成4年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XIX) : das Ausstattungssystem und -- Programm der Langhaus-- Hochschifflangswande p.3-104 第28号
(平成5年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XX) : die Beschreibung der Malereien von den Langhaus-Hochschiffwanden mit Ausnahme der Historienbilder p.3-98 第29号
(平成6年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XXIII) : die Frage der Ausmalung des Kircheninneren und ihre erhaltenen Malereien ohne Krypta und Langhaus-Hochschiffswande p.3-76 第30号
(平成7年)越 宏一 Bermerkungen zu den fruhmittealtlichen Wandmalereien des Sylvesterkapelle von Goldbach p.3-61 第31号
(平成8年)越 宏一 Studien zum Japonismus der Wiener Jahrhundert-wende (I) : Japanisches bei Klimt p.3-21,
55-57越 宏一 Studien zum Japonismus der Wiener Jahrhundert-wende (II) : Japan in 'Ver Sacram' p.23-53,
59-61第32号
(平成9年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XXVI) : die Krypta p.3-53 第33号
(平成10年)越 宏一 Studien zu den Wandmalereien der St. Georgskirche von Oberzell auf der Reichenau (XXVII) : der Gesamtaupekt und die Komposition der Historienbilder p.3-71 第34号
(平成11年)越 宏一 Die Miniaturen der Heidnisch-antiken Mythologie und Geschichte in der Wiener "Histoire universelle" p.3-97 第35号
(平成12年)越 宏一 Die St. Florianer Riesenbibel p.3-90
美術学部論叢
-
[目次] 創刊号~第20号(平成17年度~令和5年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 創刊号
(平成17年度)平山 郁夫 発刊によせて p.5 六角 鬼丈 創刊によせて p.7 青山 愛香 デューラー作「玉座に座る老人と跪く青年」の手本素描:
遍歴時代に描かれたデューラー素描の制作プロセスについてp.9-21 金子 智太郎 ベルグソンにおける記憶の想起としての創造 p.23-37 横山 奈那 両義性の実存的絵画論:前期メルロ=ポンティにおける
「セザンヌ」の意味p.39-59 足立 元 一九五〇年代の前衛芸術における「伝統論争」:
イサム・ノグチの影響を中心にp.1-26 第2号
(平成17年度)杉山 あかね 子を宿す母:フリードリヒ作《朝日の中の婦人》の解釈をめぐって p.5 石田 圭子 芸術による批判は可能か?:アドルノの文化批判論をめぐって p.21 第3号
(平成18年度)宮下 真理子
稲葉 政満
関 正純
江渕 榮貫
渡辺 佐和子
田渕 俊夫東京芸術大学蔵「小野雪見御幸絵巻」模写用料紙の作製
―絵画に適した中世の和紙再現の試み―p.5-34 田中 眞奈子
星 恵理子
北田 正弘江戸時代日本画に使用された材料の分析 p.35-47 吉村 理恵 サーカス・クラウンの衣装への一考察
―美の生成から画一化へ―p.49-63 依田 徹 岡倉天心の日本美術史時代区分に関する考察
―「近世」規定と「円山応挙」論をめぐって―p.1-17 第4号
(平成19年度)吉澤 早苗 ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャの《マエスタ》
―物語サイクルにおける人物構図をめぐって―p.5-27 小林 亜起子 フランソワ・ブーシェによるタピスリー連作
<プシュケの物語>についてp.29-52 本田 光子 近世前半期における舞楽図屏風の成立と展開
―桃翁筆本・A家本を中心に―p.1-[30] 第5号
(平成20年度)吉田 直子 ズルツァー『諸芸術の一般理論』における感覚と芸術
―啓蒙時代の美学の一断面―p.5-18 金子 智太郎 ベルクソンの麻痺論とフロイト
―ベンヤミンのショック論―p.19-33 加藤 弘子 19世紀末の大英博物館における日本美術展示について
―アンダーソン・コレクションによる「中国日本絵画展」―p.35-61 岩谷 秋美 ウィーン、シュテファン大聖堂の内部空間分析
―後期ゴシックの段形ホール式プラン (Staffelhalle) を巡る諸問題―p.63-78 井上 幸穂 純粋映像 試論 p.79-95 金子 明代 妙心寺霊雲院方丈室中「四季花鳥図」の研究
―元信画における解体と整合―p.1-22 福島 雅子 伝徳川家康所用「白練緯地松皮菱竹模様小袖」について
―近世染織史上における位置付けをめぐって―p.23-52 第6号
(平成21年度)石田 圭子 美学から政治へ
―ゴットフリート・ベンとアルフレート・ボイムラー―p.5-20 金子 智太郎 ベルクソン哲学における聴覚的主体 p.21-40 水田 有子 カンディンスキー芸術理論の展開と写真的視覚
―バウハウスにおけるモホイ=ナジとの交差―p.41-59 鈴木 伸子 「フレマール/ロヒール問題」をめぐる諸問題に関する一考察
―『フレマールの画家とロヒール・ファン・デル・ウェイデン : 近代絵画の誕生』展を機に―p.61-80 袴田 紘代 エドゥアール・ヴュイヤール作《神秘的室内》をめぐって p.81-102 鴈野 佳世子 「源誓上人絵伝」想定三幅本の制作
―中世掛幅縁起絵の作画技法を手がかりとして―p.103-118 長島 聡子 青年期前期(中等教育段階)における
―美術の教育的意義の考察―p.119-135 井上 幸穂 純粋映像 試論
―動くカメラをめぐっての考察―p.137-149 第7号
(平成22年度)西山 大基 具象彫刻作品に刻む”すがた”について p.5-15 野澤 広紀 『資生堂グラフ』にみるグラフィズム : 新興写真との関係から p.17-29 井上 幸穂 純粋映像試論 : 『フィルム』をめぐっての考察 p.31-40 貴田 啓子
伊藤 奈々
稲葉 政満和紙の粘度法による重合度測定 p.41-46 武笠 由以子 版画におけるオートマティスムの実践 : スタンリー・ウィリアム・ヘイターの版画制作とシュルレアリスム p.47-61 村上 紀子 幼児の描画機能と表象活動 : 絵を「かく」とは何が発達することなのか p.63-72 岩谷 秋美 後期ゴシックのドイツ語圏における飾破風の展開 : ウィーン、シュテファン大聖堂南塔の大トレーサリーの創意を巡って p.73-85 金子 智太郎 ベルクソンにおける通信メディアモデルの感性論 p.87-95 本田 光子 宗達筆「源氏物語 関屋・澪標図屏風」の造形手法 p.1-16 第8号
(平成23年度)深田 麻里亜 ウェヌスとアモルの王国 : ヴィッラ・マダマ装飾における教皇レオ10世の治世の寓意 p.5-15 田中 眞奈子
北田 正弘江戸時代の火縄銃および管打銃の装飾金属と
銃床に使用された材料の分析p.17-29 小林 亜起子 フランソワ・ブーシェによるタピスリー連作<オペラの断章> :
シャルル・コワペルとの対抗関係をめぐってp.31-41 岩谷 秋美 ウィーン、シュテファン大聖堂の《鷲門図》と《天蓋図》 :
ゴシック末期における設計図・見本帳・理想図の展開p.43-53 大崎 晴地 指示と強度 p.55-66 太田 智己 一九二〇~五〇年代のサブカルチャーにおける美術史叙述 :
娯楽による公衆への美術史普及p.1-13 第9号
(平成24年度)高木 麻紀子 ガストン・フェビュスの『狩猟の書』 :
fr. 1291写本における変容の諸相をめぐる一考察p.5-16 鈴木 篤 一木造りと寄木造りの接点 :
一六波羅蜜寺蔵木造広目天立像模刻制作研究からp.17-27 大崎 晴地 フランシス・ベーコンの絵画と離人症 p.29-39 福島 雅子 雁金屋関係資料にみる近世初期の武家服飾に関する一考察 :
徳川家康と徳川将軍家の服飾類を中心にp.1-13 第10号
(平成25年度)大野 松彦 カールシュテイン城の祭壇の下の殉教者の魂
―聖母マリア教会祭壇壁装飾体系の復元と1357年の献堂問題―p.5-16 船岡 美穂子 シャルダン後期の小型静物画と自国美術の愛好趣味
―1757年のラ・リヴ・ド・ジュリの絵画蒐集室を中心に―p.17-27 村山 悟郎 カップリングの経験化 p.29-40 巖谷 睦月 ルーチョ・フォンターナの作品制作とミラノ・トリエンナーレ p.41-52 山口 遥子 カントとジェラードにおける趣味の普遍性 p.1-13 第11号
(平成26年度)正保 五月 三代豊国の浮世絵に用いられた色材の検討 p.5-15 小林 亜起子 ブーシェのシノワズリー― 版画とタピスリーを中心に p.17-26 松永 伸司 言語としての画像 p.27-34 大庭 朋子 ホガース初期のクェーカー諷刺について
―《南海泡沫事件》に関する一考察―p.35-44 鈴木 伸子 プラド美術館所蔵の《聖母の婚約》および
《受胎告知》をめぐる一考察p.45-53 林 佳美 奈良県宇陀市出土
文祢麻呂骨蔵器の造形的特質ならびに製作背景p.1-14 第12号
(平成27年度)鈴木 伸子 ロベール・カンパン周辺作《サンクトペテルブルクの二連画》についての一考察 p.5-14 川合 真木子 アルテミジア・ジェンティレスキ《バテシバの水浴》
―7点の同主題作品の編年p.15-26 染谷 香理 【資料】日本画技法書便覧[江戸中期~幕末篇] p.1-20 第13号
(平成28年度)植村 亜美 レオナルド・ダ・ヴィンチ《最後の晩餐》における
前腕の回内・回外の研究p.5-15 山口 遥子 外延的明瞭性と観念連合論 : バウムガルテン、マイアー、
エーバーハルトに即してp.1-14 第14号
(平成29年度)岡坂 桜子 ジャン=フランソワ・ラファエリの下絵に基づくタピスリー《ブルターニュ》 : ギュスターヴ・ジェフロワによる制作意図と造形分析に関する考察 p.5-15 大絵 晃世
一ノ瀬 健太東京藝術大学「藝祭」関連資料の調査・公開の手法と実践 : 体系的アーカイブに向けての考察 p.17-31 武藤 太郎 演芸雑誌『道頓堀』における「芝居見たまま」についての一考察 p.1-13 第15号
(平成30年度)安藤 さやか 形がつくるファンタジー : 《コルビー詩編》に於ける文字・図像・装飾をめぐって p.5-15 関根 ひかり 言語芸術における文字形態の変容による表現 p.16-25 大和 あすか 江戸後期から明治期の錦絵に用いられた有機色材の同定に関する三次元励起蛍光スペクトル分析法 および可視分光反射スペクトル分析法の有用性の検討 p.26-42 山本 樹 研究ノート:ルドヴィーコおよびアンニーバレ・カラッチ
《アレクサンドロス大王とタイス》、(ディードーの死》その主題解釈にむけてp.43-51 山田 美季 當麻寺金堂四天王像邪鬼に関する一考察 p.1-13 玉井 あや 近世舞楽の始まりと裲襠装束における襟刳の定型化 : 現存作例・史料・舞楽図を手がかりに p.15-28 第16号
(令和元年度)和田 千春 徳川綱吉政権期の雪舟評価 p.5-14 関根 ひかり 日本の活版印刷における「紙型」 : その素材への転化から考える文字の物質性 p.15-27 川合 真木子 アルテミジア・ジェンティレスキ《ローマの慈愛》 :
図像源泉およびアクアヴィーヴァ・ダラゴーナ・コレクションにおける受容p.29-37 李 趙雪 「文人画」概念による中国絵画史の形成 :
一九三〇年頃の国民政府成立初期を中心にp.1-12 第17号
(令和2年度)山下 絵理 拡張的な文字 : 小袖模様雛形本に見る文字模様のグラフィックデザイン論的分析と自作における応用 p.5-17 大谷 陽一郎 テキストの震え : 萩原恭次郎『死刑宣告』と自作における
タイポグラフィp.19-28 杉原 諒 千燈石仏 : 石に表現された阿弥陀来迎図像の基礎研究 p.1-20 第18号
(令和3年度)菅原 道朝 日本画制作における和紙の伸縮 : 膠3種の比較を中心に p.5-17 第19号
(令和4年度)坂口 英伸 メタリコン(金属溶射被膜法)の近代日本美術への導入と受容に関する研究 : 東京美術学校と天賞堂の観点から p.5-17 権 祥海 李禹煥における「仕草」に関する研究 : 生きた構造としての
パフォーマンスp.19-26 髙田 耕佑 《研究ノート》材料科学を用いた中世東海地方における
陶器の研究p.27-36 玉井 あや 《研究ノート》金属糸織物の成分分析に関する一試論 : 蛍光X線分析による金属箔の成分分析を中心に p.37-50 第20号
(令和5年度)伊藤 里華 シモン・ヴーエ作《聖エウスタキウスとその家族の殉教》 : 様式上の霊感源の問題を中心に p.5-20 大澤 慶久 ローレンス・ウィナーの初期言語作品とその物質性についての一考察 : 『ステイトメンツ』を中心に p.21-31 神地 伸充 対象への疑い : ダニエル・スペーリの初期作品における偶然の意義について p.33-42 齋木 優城 《研究ノート》日本における少女表象受容の傾向 : バルテュスと「アリス・ブーム」を手がかりに p.43-53 坂口 英伸 《研究ノート》近代日本美術におけるメタリコンの受容に関する考察 : 花井探嶺と後藤鍬五郎を事例として p.55-67 宮澤 大 《研究ノート》1921-1945年代の「楽浪漆器」修理事業 : 松田権六、六角紫水、小場恒吉ら東京美術学校関係者を中心に p.69-84 朱 若麟 《研究ノート》東京藝術大学大学美術館所蔵奈良東大寺法華堂乾漆像断片調査報告 p.85-97 閻 志翔 東大寺大仏蓮弁線刻画の図様に関する一考察 : 雲中化仏と海に浮かぶ大蓮華を手がかりとして p.1-20 樋口 美咲 《研究ノート》東京藝術大学蔵《北斗曼荼羅図》 に関する小考 p.21-34
カリスタ 美学・藝術論研究(美術学部美学研究室)
最新の情報は美学・芸術論研究会|研究誌『カリスタ』をご覧ください。
-
[目次] 第1号~第23号(平成6年度~平成28年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 第1号
(平成6年度)Paetzold,
Heinz
加藤 好光訳芸術と省察 : 新しい芸術の理解のために p.1-22 関村 誠 テュポスによる受容 : プラトン『国家』376e-383c- p.23-27 小川 真人 美と生命性の論理 : ヘーゲル『美学講義』の「矛盾」概念 p.38-57 鈴木真理子 鏡/鑑としての芸術作品相互主体的場面の
一模型としての美的経験p.58-70 椎原 伸博 美の連帯について : 芸術批評におけるプラグマティズム的視点 p.71-95 Ingarden,
Romann
武藤三千夫訳美的体験 p.96-103 小俣 出美 ジョナサン・クレイリー『観る者をつくる技術十九世紀における視覚と近代性について』 p.104-110 林 卓行 フランシス・コルピット『ミニマル・アート : 批評のパースペクティヴ』 p.111-133 第2号
(平成7年度)ハインツ・ペッツォルト 美学におけるメルロ=ポンティの感官理論の意味 p.1-27 岡田 三郎 美と畏怖感 p.28-49 立田 洋司 アラベスク論Ⅰ : 概念としてのアラベスクの歴史的成立事情とその類型に関する考察 p.50-75 井村 彰 趣味の社会学について : 美学と社会学の交差 p.76-95 石津 珠子 Ch.ヴルフ他編 『美学の倫理』 p.96-102 原田 葉子 マーク・アントリフ『ベルクソンを発明する : 文化的政治学とパリのアヴァンギャルド』 p.103-108 林 卓行 アンソニー・カロ展をめぐって p.109-116 第3号
(平成8年度)Bohme,
Gernot
阿部美由起訳雰囲気 p.1-17 利光 功 芸術文化試論 : ポピュラー・アートをめぐって p.18-44 田中 久美子 『愛に囚われし心の書』の挿絵について : 挿絵とテクストの関係 p.45-73 関村 誠 プラトーンにおけるミーメーティケー : フュシスに基づく解釈の試み p.74-94 武藤 三千夫 芸術における自然 : アドルノのヘーゲル批判に拠りつつ p.95-118 神山 亮子 『1953年ライトアップ : 新しい戦後美術像が見えてきた』 p.119-121 串橋 未香 A・ソクーロフ《精神の声》 p.122-125 阿部 美由起 日本シェリング協会大会 p.126-141 第4号
(平成9年度)Bohme,
Gernot
阿部 美由起訳薄明の画像 p.1-15 林 卓行 描くことの半透性 : ゲルハルト・リヒターをめぐって p.16-44 石川 千佳子 点・瑛九と南画をつなぐもの p.45-66 小野寺 玲子 西欧中世絵画にみられる物語進行の表現 p.67-85 斉藤 惠 オリヴィエ・メシアンのオルガン作品における「三位一体」の表現について : 《聖なる三位一体の神秘への瞑想》(一九六九)を中心に p.86-112 原田 葉子 ベルクソンとグルニエの美学における「虚無」の問題 p.113-126 岡田 三郎 ヴェルナンの形象化とイマージュ論 p.127-161 島津 京 『デ・ジャンダリズム~回帰する身体』 p.162-165 平山 敬二 関村誠著『像とミーメーシス』 p.166-170 第5号
(平成10年度)林 範宰 精神のまなざし : ヘーゲル美学断想 p.1-24 椎原 伸博 パブリックアート・死・所有 p.25-49 岸田 恵理 明治四〇年における山岳画の成立 : 崇高という概念を背景に p.50-71 石関 正史 ハイデッガーにおける「故郷喪失」と芸術 p.72-93 鈴木 賢子 西村清和『視線の物語・写真の哲学』 p.94-102 第6号
(平成11年度)Henckmann,
Wolfhart
井村 彰訳美的価値と芸術的価値の区別について p.1-25 Bohme,
Gernot
武藤 三千夫訳
阿部 美由起訳新しい視点から見たカントの美学 p.26-58 大熊 治生 西田哲学における「道具」「言語」「芸術」 : 『論理と生命』を中心に p.59-79 原田 葉子 ドゥルーズにおける感覚と生成 p.80-92 阿部 美由起 クリストフ・コッカーベック著『生物の美 19世紀の美的な自然の知覚』 p.93-100 林 卓行 【展覧会評】 展覧会の狂気(マニア)「ドナルド・ジャッド1960-1991」展 p.101-106 柿沼 美穂 【バレエ評】「動き」の本質への問い : ウィリアム・フォーサイスとフランクフルト・バレエの挑戦 p.107-117 Henckmann,
WolfhartUber die Unterscheidung zwischen asthetischen und Kunstlerischen Werten p.141-118 第7号
(平成12年度)喜屋武 盛也 エルヴィン・パノフスキーと「新カント主義」 p.1-19 江藤 匠 パノフスキーの「芸術史と芸術理論の関係について」の解釈 : 芸術学におけるア・プリオリな概念システムの定立 p.20-43 小川 真人 ネルソン・グッドマンによる絵画的再現の分析 p.44-72 神山 亮子 【展覧会評】 ピピロッティ・リスト〈リメーク・オブ・ザ・ウィークエンド〉 p.73-77 島津 京 【CD-ROM批評】 CD-ROM版 ウィリアム・フォーサイス「インプロヴィゼーション・テクノロジーズ : 分析的ダンスの視線のための道具」 p.78-83 井村 彰 【旅行報告】ドイツにおける国民的記念碑と警告碑 p.84-106 第8号
(平成13年度)稲本 竜太郎 反省的判断力における単数性と複数性 : ハンナ・アーレントの『判断力批判』受容についての一考察 p.1-22 石関 正史 ハイデッガー『芸術作品の根源』における「解釈学的」特性 p.23-43 喜屋武 盛也 【書評】小川真人著『ヘーゲルの悲劇思想』
勁草書房 2001年 230頁p.44-49 阿部美由起 クラウス・エングラート「綜合芸術の夢 モデルネの美的傾向性?」 p.50-56 Henckmann,
WolfhartUber einige hermeneutische Probleme einer interkulturellen Asthetik p.71-57 第9号
(平成14年度)Nemitz,
Barbara
井村 彰訳トランス・プラント : 現代美術の中の植物 p.1-11 利光 功 『百科全書』における「芸術」の概念 p.12-34 五十嵐 嘉晴 Panの効果 : G.ディディ=ユベルマンの芸術論から p.35-64 椎原 伸博 「かわいい夏休み」村上隆個展「Kaikai Kiki」 村上隆キュレーションによるグループ展示「ぬりえ(Coloriage)」 p.65-75 林 卓行 いずれにせよ、やがてスペクタクルに至る : ユダヤ博物館(ベルリン)とドクメンタ11 p.76-82 第10号
(平成15年度)鈴木 賢子 『判断力批判』における「崇高」の二重性について p.1-14 斎藤 恵 旧約聖書を題材にしたメシアンの作品(1)オルガン曲を中心に p.15-45 石田 圭子 【書評】J・M・バーンスタイン『アドルノ--脱魔術化と倫理』 J. M. Bernstein, Adorno: Disenchantment and Ethics p.46-58 武居 利史 【展覧会評】「多文化主義」の新たな戦略 第五十回ヴェネツィア・ビエンナーレを観る p.59-70 高木 友絵 【展覧会評】テート・モダンのコレクション展示 : そのテーマ別展示の特徴と戦略 2000年/2003年 p.71-86 柿沼 美穂 【公演評】大地としてのクラシック : 2003年パリ・オペラ座バレエ日本公演 バランシンの「ジュエルズ」 p.87-100 『カリスタ』総目次 (第1号〜第10号) p.102-107 第11号
(平成16年度)Bohme,
Gernot
武藤 三千夫訳
阿部 美由起訳【講演論文】儚さというたおやかな芸術 Die sanfte Kunst des Ephemeren〔含 独語原文〕 p.1-27,
135-119井村 彰 【講演論文】対抗モニュメントとしての植物 p.28-49 吉田 直子 『判断力批判』以前の「共同体的な感官」について p.50-67 横山 奈那 【書評】ジェニー・スラットマン著『表象の向こう側の表現 : メルロ=ポンティにおける感性と美学について』 Jenny SLATMAN, L'expression au-dela de la representation: sur l'aisthesis et l'esthetique chez Merleau-Ponty, Leuven, 2003, 291p. p.68-81 石田 圭子 【展覧会評】快楽へと反転する苦痛 草間彌生展 : KUSAMATRIXについて p.82-93 稲本 竜太郎 【展覧会評】光州ビエンナーレ2002-2004 p.94-118 第12号
(平成17年度)Henckmann,
Wolfhart
平山 敬二訳古典的芸術作品の自己同一性とその受容史的諸変形 p.1-15 長田 謙一 「美の国」NIPPONとその実現の夢 : 民芸運動が日本を表象し、「Kraft durch Freude」/「Schonheit der Arbeit」と共振する時 p.16-35 江藤 匠 「解釈科学としての美術史」の形成 : ゼンパー、リーグル、パノフスキー p.36-63 鈴木 賢子 【書評】ビルギット・レッキ著『人倫の美学 : カントにおける美的感情と実践理性の類縁性』 Birgit RECKI, Asthetik der Sitten: Die Affinitat von asthetischem Gefuhl und praktischer Vernunft bei Kant, Vittorio Klostermann, Frankfurt am Main 2001 p.64-80 金子 智太郎 【書評】デヴィッド・トゥープ著『ホーンテッド・ウエザー 音楽、沈黙、記憶』 David TOOP, Haunted Weather: music, silence and memory, Serpent's Tail, 2004 p.81-98 鈴木 賢子 【作品評】岡田史子「ホリディ」を読む p.99-131 Henckmann,
Wolfhart【寄稿論文(原典)】Die Identitat eines klassischen Kunstwerks und seine rezeptionsgeschichtlichen Transformationen p.145-132 第13号
(平成18年度)姜 太姫
徐 知賢訳【講演論文】韓国のコンテンポラリー・アート、そして「出会い/マンナム」の境界 p.1-29 Recki, Birgit
鈴木 賢子訳【翻訳論文】<あらゆる>他者の立場で考える : 理性のコミュニカティヴな要素について p.30-58 斎藤 恵 O・メシアンの作品における「鳥の歌声」(1)一九三五年〜四八年の作品を中心に p.59-99 松尾 大 【書評】小田部胤久著『芸術の条件 : 近代美学の境界』 p.100-110 江藤 匠 【解題】ポール・ド・マン著『美学イデオロギー』の邦訳刊行に寄せて : イデオロギーの媒介としての「美的なるもの」 p.111-134 石川 千佳子 【展覧会評】第3回福岡アジア美術トリエンナーレ2005攷 : 多重世界の皮膜を通して再びコミュニケーションの回路へ p.135-148 第14号
(平成19年度)Bohme,
Gernot
江口 建訳
笹岡 健太他訳【講演論文】靄の像、あるいは無への途上での写真術 p.1-19 Henckmann,
Wolfhart
松尾 大訳
阿部 美由起訳雰囲気・気分・感情 p.20-75 長田 謙一 古賀春江「海」(一九二九)・補説 : 工場群部分とイメージ変容 p.76-91 吉田 直子
井上 康彦【翻刻】『森鴎外氏講義 美學』: 本保義太郎筆記ノート(於東京美術学校) p.92-144 第15号
(平成20年度)李 仁範
喜多 恵美子訳言説としての「朝鮮芸術」 : 柳宗悦の場合 p.1-25 大熊 治生 後期西田哲学における日本文化論について p.26-45 金子智太郎 ブライアン・イーノの生成音楽論における二つの「環境」 p.46-68 石田 圭子 【書評】ロジャー・グリフィン著『モダニズムとファシズム―ムッソリーニ、ヒトラーにおける始まりの感覚』(2007年) p.69-82 吉田 直子
井上 康彦【翻刻】『森鴎外氏講義 美學』(其之二): 本保義太郎筆記ノート(於東京美術学校) p.83-120 第16号
(平成21年度)吉田 直子 芸術と感動Bewegung : J.G. ズルツァーにみる啓蒙主義芸術論 p.1-20 荒木 慎也 近代日本のデッサン教育言説について p.21-48 石田 圭子 歴史から神話へ : 現代日本の戦争映画をめぐって p.49-67 吉田 直子
井上 康彦【翻刻】『森鴎外氏講義 美學』(其之三): 本保義太郎筆記ノート(於東京美術学校) p.68-91 第17号
(平成22年度)吉田 直子 鴎外における芸術批評理論としてのハルトマン美学の移植 : 明治三〇年東京美術学校での美学講義の分析 p.1-23 松永 伸司 芸術の定義形式としてのクラスタ説 p.24-51 大内 郁 式場隆三郎と「病的絵画」の終息についての一考察 : 一九三〇年代末の「前衛性」回避という問題 p.52-82 【シンポジウム報告】美学へ/の挑戦 : アートプラクティスの現場と「公共性」 : 開催概要・開催趣旨 p.83-84 椎原 伸博 【シンポジウム報告】「新しい公共性」と芸術 p.85-89 藤原 えりみ 【シンポジウム報告】<公共の場>とは何か : 「パブリック・アート」をめぐって p.90-96 神野 真吾 【シンポジウム報告】自己表現と公共性の間 : アートプロジェクト、美術教育の立ち位置 p.97-101 林 卓行 【シンポジウム報告】芸術批評とその公共性 p.102-107 椎原 伸博 【井村彰先生追悼】井村先生お帰りなさい : 井村彰先生を偲んで p.112-113 【井村彰先生追悼】井村彰先生略歴/研究業績目録 p.114-118 第18号
(平成23年度)太田 智己 一九一〇~五〇年代日本における美術史学の展開 : 学術インフラ、学問的アイデンティティ、研究費受給体制 p.1-34 田尻 真理子 『野菜畑で大ピンチ』で『野菜畑』は大ピンチ : ニック・パーク作品、『ウォレスとグルミット:ウサギ男の呪い』にみられる英国趣味とこれを損なう邦題 p.35-77 石田 圭子 <ヒトラーとドイツ人:民族共同体と犯罪>展 : ドイツ歴史博物館(ベルリン)二〇一〇年一〇月一五日~二〇一一年二月二七日 p.78-87 【シンポジウム報告】三・一一をめぐる芸術的営為と感性 p.88-91 松崎 俊之 【シンポジウム報告】三・一一をめぐる断想、あるいは感性論の限界について p.92-96 石田 圭子 【シンポジウム報告】被災地の光景と感受性の問題 : レヴィナスの「可傷性」から考える p.97-102 鈴木 賢子 【シンポジウム報告】瓦礫の風景・土地の記憶 p.103-107 村上 タカシ 【シンポジウム報告】三・一一以降のアクティビティとクリエイティビティ p.108-112 【シンポジウム報告】シンポジウム記録(各パネラーの発表後) p.113-116 第19号
(平成24年度)山口 祥平 川俣正「通路」 : 変転する制作と不変の批評性 p.1-23 松永 伸司 ビデオゲームは芸術か? p.24-55 【シンポジウム報告】思想は芸術を語れるか p.56-58 川瀬 智之 【シンポジウム報告】李禹煥の芸術論とメルロ=ポンティの哲学 p.59-65 平倉 圭 【シンポジウム報告】接続詞内部のランドスケープ : ドゥルーズ以降のゴダール p.66-73 金子 智太郎 【シンポジウム報告】生成音楽のバリエーション : 生成音楽ワークショップの実践 p.74-81 【シンポジウム報告】シンポジウム記録(各パネラーの発表後) p.82-85 第20号
(平成25年度)マルティン・ゼール
阿部 美由起 [訳]美しさ : 概念をめぐる小さな旅 p.1-19 長谷川 明子 E・ユンガーにおける映像的描写 : L'art pour l'artとカメラ・アイ p.20-49
141山口 遥子 趣味と常識 : 『判断力批判』におけるコモン・センス p.50-78
141鈴木 賢子 W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』における想起の閾としての視覚イメージ : フロイトの「不気味なもの」を手がかりに p.79-118
140【シンポジウム報告】続・裸の王様 : 妄想と制度をめぐって p.119 粟田 大輔 【シンポジウム報告】想像の行使と破壊 : 橋本聡における実存的言語批判 p.120-125 神山 亮子 【シンポジウム報告】豊嶋康子の批評的距離 : 「私」の問い p.126-130 Martin Seel 【特別寄稿(原典)】Schönheit : eine kleine begriffliche Reise p.139-131 第21号
(平成26年度)井奥 陽子 バウムガルテン美学における彩の概念 : 『美学』の体系性の問題をめぐって p.1-21,
40小林 直子 ヘルダーの人間学的美学の構想 : 「感性的動物」をめぐる美学 p.22-38,
39第22号
(平成27年度)守谷 広子 ロラン・バルトの「形式」概念の成立における言語学の影響 p.1-24,
62神地 伸充 「絵画的感性」としての空虚 : イヴ・クライン《原料状態の感性を安定した絵画的感性に特殊化する》展について p.25-46,
61-60武藤 太郎 【歌舞伎評】歌舞伎におけるスペクタクルの現状と新たな可能性 : 平成二七年明治座五月花形歌舞伎 通し狂言『湧昇水鯉滝 鯉つかみ』 p.47-59 第23号
(平成28年度)守谷 広子 ロラン・バルトにおける「古典」の概念 : 初期批評作品にみる文学理論の萌芽 p.1-20 井奥 陽子 A・G・バウムガルテンの経験的心理学と論理学・美学におけるargumentaの概念 p.21-52 山口 遥子 テーテンスにおける「創作力」(Dichtkraft)と観念連合論 p.53-83 金子 智太郎 一九七〇年代の日本における生録文化 : 録音の技法と楽しみ p.84-112
音楽学部・音楽研究科
音楽学部年誌
-
[目次] 第1~12集(昭和49~61年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 第1集
(昭和49年度)杉橋 陽一 ベンヤミンにおける強盗返(がんとうがえ)し的幻想のモチーフと「言語的方法」について : カール・クラウス論注釈の試み p.1-40 永冨 正之 ソルフェージュ教育概説 p.41-58 野村 良雄 学としての音楽学と宗教学 : とくに大学論に関連して p.59-70 中能島 欣一 三味線の運指法とサワリ現象について p.1-39 中山 冨士雄 唇の振動とマウスピースの関係に対する一考察 p.41-53 第2集
(昭和50年度)浅妻 文樹 ヴィオラ・ダモーレにおける発展の歴史とその文献についての考察および私見 p.1-36 吉川 英士 「音樂」という用語とその周辺 p.37-61 白砂 昭一
中村俊一箏の立奏台に関する研究 : 反射板取付の効果 p.63-97 第3集
(昭和51年度)中嶋 敬彦 ピルグリム : 「男の没落」 p.1-20 原田 茂生 リヒアルト・シュトラウスにおけるムジカンテントゥーム(楽師性) p.21-40 若桑 みどり 工房の思想 : 名前のない美術史 p.1-25 第4集
(昭和53年度)大津 陽子 日本の「拍子」と西洋の"拍子" : 雅楽を中心として p.1-19 秋元 道雄 オルガンの調律について p.1-24 柴田 睦陸 「呼吸」と「声区」 : 実践より逆算した基礎理論 p.25-66 山田 貢 チェンバロを通しての音楽思考 p.67-105 第5集
(昭和54年度)斎藤 一郎 ボードレール作「旅へのいざなひ」の美学 p.1-21 中嶋 敬彦 ハントケの小説 p.23-47 若桑 みどり 人間的空間の系譜 : 人文的文化における建築と都市の理論 p.49-95 野田 暉行 尺八、箏、チェロのための「リフレクション」 [楽譜] p.1-21 第6集
(昭和55年度)斎藤 一郎 ゴンクールの「ジャポニスム」・ゴンクールの「忠臣蔵」 p.1-39 イレーネ・イアロッチ Aspetti problematici della traduzione degli "Haiku" : antologia(俳句翻訳の問題点について) p.1-23 酒井 弘 発声指導の要点 p.25-39 南 弘明 シンセサイザーの機能(1) p.41-74 第7集
(昭和56年度)堀 月子 現代音楽にみられる非連続性に関する時間的考察 : ベルグソニズムからバシュラールへ p.1-21 土田 英三郎 音楽形式分析における実態的共通性の問題 p.23-45 白砂 昭一 ピアノ音におけるレガートの考察 p.47-73 有賀 誠門 上の発想、下の発想にいたる経過 p.75-101 南 弘明 シンセサイザーの機能(2) p.103-150 第8集
(昭和57年度)中嶋 敬彦 フォンターネの知覚描写 p.1-21 西原 稔 A.キルヒャーにおける音楽の錬金術 : 音楽の制作学とアフェクトゥス・様式の理論 p.1-43 安藤 正照 箏と十七弦における撥弦動作の時間的解析 p.45-87 第9集
(昭和58年度)檜山 哲彦 浮游のゆくえ : フランツ・カフカの方法 p.1-21 片山 千佳子 プトレマイオスにおける音程比理論の変貌 p.1-27 西原 稔 ドイツ啓蒙主義の音楽美学 : シャイペと1750年前後における「感性学」としての音楽美学の諸問題 p.29-53 第10集
(昭和59年度)斎藤 一郎 ゴンクール兄弟と印象主義 : 画壇小説としての「マネット・サロモン」の絵画思想について p.1-44 中嶋 敬彦 カフカの知覚描写 p.45-61 藤田 厚生 和声理論と分析 : 演奏家のための基礎理論教育について p.1-19 第11集
(昭和60年度)斎藤 一郎 コンクール兄弟著『ヴァトー論』の値打ち p.1-39 秋元 道雄 奏楽堂オルガンについて p.1-35 片山 千佳子 『カノンの分割』解題・訳・注釈 p.37-62 岸本 宏子 イタリア声楽史におけるマドリガーレ p.63-81 成田 英明 メランコリーの系譜 p.83-113 若桑 みどり システィーナ礼拝堂フレスコの図像学的再検討といくつかの新解釈 : ミケランジェロとサヴォナローラ p.115-170 Wakakuwa, Midori A Re-examination of the Iconological System of the Sistine Ceiling : Michelangelo and Savonarola p.171-199 第12集
(昭和61年度)田辺 史郎 「不作音楽」孜 : 音楽史料としての律・令 p.1-14 中嶋 敬彦 トーマス・ベルンハルトの表現 p.15-29 ウバルド・ガルディーニ
中矢 一義訳『蝶々夫人』のパリ版にいたる経過とその相対的価値についての一考察 p.1-26 成田 英明 メランコリーの系譜(II) p.27-50 若桑 みどり ミケランジェロ作システィーナ礼拝堂フレスコ画の研究 II : <キリストの先祖たち>について p.51-108
音楽学部紀要
-
[目次] 第13~20集(昭和62~平成6年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 第13集
(昭和62年度)田辺 史郎 大薩摩家系譜の研究 : 付・翻刻と校異 p.1-49 青山 恵子 日本歌曲における歌唱法の実践的研究 : 伝統音楽との接点、その考察と実践論 p.1-38 井上 さつき F.ダヴィッドと19世紀フランスのオード・サンフォニー : オード・サンフォニー「砂漠」を中心に p.39-66 樋本 由美 演奏家としての立場における山田耕筰の楽譜に関する研究 p.67-93 藤田 厚生 「音楽に知性を」 : 今日の日本の音楽状況について p.95-111 第14集
(昭和63年度)齋藤 一郎 絵を読むたのしみ : ゴンクールの「シャルダン論」 p.1-32 ,
85中嶋 敬彦 アルフレート・デーブリンの方法 p.33-53 ,
83-84伊藤 恵以子 J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」(BWV1007~1012)の歴史的状況について p.1-25 ,
81-82井上 さつき 七月王政下のフランスの交響曲 p.27-47 ,
79-80寺本 まり子 マリア・モテットの成立に関する一試論 p.49-76 ,
86-87第15集
(平成元年度)浦 一章 Vita Nuovaに於けるDanteの手法と教養形式の一面 : 「食べられる心臓」をめぐって p.1-36 ,
213九万田 晋 奄美大島城前田の八月踊り : 歌詞の局面を中心として p.37-63 ,
214酒井 令子 現代日本のピアノ音楽の研究 p.65-106 ,
215佐藤 眞 弦楽のための前奏曲 [楽譜] p.107-131 ,
216孫 玄齢 日本と中国の語りもの音楽に見いだせる若干の共通現象 p.133-156 ,
217-218種瀬 陽子 タイ国古典歌曲における歌詞の声調と歌の旋律との関係 p.157-180 ,
219戸井田 いづみ ドビュッシーと世紀末の美学 p.181-210 ,
220-221第16集
(平成2年度)斎藤 一郎 カルメンの変貌 : メリメからなかにし礼まで p.1-54 ,
57-59中嶋 敬彦 子をつれて p.55-64 ,
60田島 容子 17世紀のヴェネーツィア・オペラについて p.1-23 ,
53-54宮内 勝 音楽的コミュニケイション : 音楽の形而上学について p.25-50 ,
55-56第17集
(平成3年度)齋藤 一郎 ゴンクール兄弟とその時代 I p.1-48 ,
91-92浦 一章 Vita NuovaIII章とsogno premonitoreの文学的伝統(前) p.1-19 ,
87-88片山千佳子 Theinred of Doverにおける協和概念 p.21-43 ,
89野川 美穂子 明治期の三曲の演奏会について : 「音楽雑誌」掲載記事を中心に p.45-84 ,
90第18集
(平成4年度)齋藤 一郎 ゴンクール兄弟とその時代 II : 花ひらくロレット、ココット、クルティザーヌ、娼婦たち p.1-31 ,
151-152中嶋 敬彦 二人のペーター : 現代オーストリア演劇の一側面 p.33-51 ,
147-148新 久見 フランス18世紀の歌唱装飾の研究 : 解釈と実践 p.1-45 ,
145浦 一章 Vita NuovaIII章とsogno premonitoreの文学的伝統(後) p.47-72 ,
153斉田 正子 19世紀イタリアのベルカント・オペラの歌唱について : 狂乱の場を中心として p.73-98 ,
149-150佐藤 眞 ヴァイオリンとピアノのための「カプリッチョ」 [楽譜] p.99-122 宮内 勝 音楽の地平性について p.123-142 ,
146第19集
(平成5年度)齋藤 一郎 ゴンクール兄弟とその時代 III : シャルル・グノーの場合 p.1-39 ,
112-114中井 義幸 翻訳と創造 : 複言語作家V.ナボコフの体験 p.41-53 ,
115-116大角 欣矢 ゲオルク・ラウ出版「シンフォニエッタ・ユクンデ」再考 p.1-41 ,
107-108小林 真理 メシアンの歌曲研究 : 「ハラウイ」を中心に p.43-82 ,
109田村 史 音楽が支えるダヤックの宇宙観 : 西カリマンタンのダヤックにおける「青銅のゴング」のアンサンブル p.83-104 ,
110-111第20集
(平成6年度)小野 光子 東京芸術大学に於ける「ロシヤ語声楽教育」の二十二年間から p.1-25 ,
83-84齋藤 一郎 ゴンクール兄弟とその時代 IV : ブルジョワと音楽 p.27-53 ,
85-86中嶋 敬彦 ゲーテ、フォンターネ、柴田翔 p.55-75 ,
79-80成田 英明 メランコリーの系譜 (III) p.77-113 ,
81-82ルチアーナ・ギッツォーニ パガニーニ唯一の傑出した弟子 : カミッロ・シーヴォリ p.1-13 ,
73-74栗栖 由美子 アジリタの技術 p.15-35 ,
77-78小山 真紀 音楽科教育における評価の観点に関する考察 : 歴史的検討と今後の課題 p.37-52 ,
75-76澁谷 政子 ジョン・ケージにおける意図、合理性、自我 : ケージを聴くための手がかりとして p.53-70 ,
87 -
[目次] 第21~29集(平成7~15年度)
巻号 著者名 論文名 ページ 第21集
(平成7年度)斎藤 一郎 ゴンクール兄弟とその時代 V : 「退廃せるパリの脳髄」モルニー公爵 p.1-28,
101-102中嶋 敬彦 ゲーテの世話物における作劇法 p.29-50,
97-98植村 幸生 朝鮮前期軍楽制度の一考察 : 吹螺赤と大平簫 p.1-32,
103-104大島 博 フーゴー・ヴォルフの歌曲における楽曲構造の独自性 p.33-62,
99-100服部 洋一 モンポウ歌曲における語法追求とその変遷 p.63-91,
95-96第22集
(平成8年度)斎藤 一郎 ゴンクール兄弟とその時代 VI : オッフェンバック現象とは何だったか p.1-28,
93-94中嶋 敬彦 若きレッシングの喜劇作法 p.29-47,
95-96成田 英明 メランコリーの系譜 (IV) : 弥勒菩薩と英文学 p.49-80,
97-98尾高 暁子 中国伝統打奏楽器のオノマトペ「鑼鼓経」の諸相 : その構造、学習、音象徴性について p.1-27,
87-88近藤 伸子 シュトックハウゼンのピアノ曲におけるセリー技法の展開とその問題性 : ピアノ曲VIII・Xを中心に p.29-56,
89-90橋本 エリ子 オットリーノ・レスピーギの室内声楽作品(歌曲)に関する一考察 p.57-83,
91-92第23集
(平成9年度)齋藤 一郎 ゴンクール兄弟とその時代 VII : アルフォンス・ドーデ p.1-17,
63-64中嶋 敬彦 レッシングの悲劇の方法 p.19-35,
61-62秋山 徹也 音楽研究における、録音・録画スタジオ実践的活用の試み : 音声トレーニングセンター室をモデルに p.1-23,
59-60佐藤 眞 無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲 [楽譜] p.25-36,
65角倉 一朗 講演「ケーベル先生とその時代」 p.37-47,
66-67角倉 一朗
関根 和江ケーベル先生年譜 p.49-56 第24集
(平成10年度)蒲生 郷昭 長唄が摂取した説経 p.1-21,
75-76齋藤 一郎 ゴンクール兄弟とその時代 VIII : 第二帝政下のパリジェンヌ p.23-45,
78-80成田 英明 メランコリーの系譜 V : ハムレット(一) p.47-67,
77関根 和江 ケーベル先生文献(その1) p.1-27,
81-82瀧井 敬子 フェルディナント・ダーフィトのエストニア時代 p.29-51,
84-85竹澤 栄祐 J.S.バッハとフルート : 用法と真純性問題をめぐって p.53-72,
83第25集
(平成11年度)中嶋 敬彦 フォンターネにおけるレアリスムス p.1-19,
159-160成田 英明 メランコリーの系譜 VI : ハムレット(二) p.21-38,
162小川 有紀 19世紀中葉のフランス・オルガン音楽 : オルガンの世俗化と、教会音楽復興運動の影響 p.1-20,
163-164川井 學 アナリーゼの試み : 楽想と全容とのアナロジー (序)
F. Chopin Prelude op. 28-17p.21-39,
155岸本 宏子 マドリガーレにおける歌詞の傾向 p.41-60,
156久保田 慶一 C.p.E.バッハあるいはJ.S.バッハ? : 作品の真偽をめぐって p.61-79,
157-158関根 和江 ケーベル先生文献(その2) p.81-96,
165瀧井 敬子 グァルネリ・デル・ジェズに関する伝記的考察 p.97-116,
167-168竹内 英美子 フリッツ・クライスラーの作品考 : 作曲技法を中心に p.117-133,
166中巻 寛子 カストラートと英雄 : 英雄オペラにおける配役の変遷 p.135-151,
161第26集
(平成12年度)斎藤 一郎 ゴンクール兄弟とその時代 IX : フロベール p.1-32,
135中嶋 敬彦 『ブランデンブルグ紀行』 p.33-47,
134前原 恵美 常磐津節「老松」の旋律型研究 p.49-69,
133川井 學 アナリーゼの試み : 楽想と全容とのアナロジー (II)
C. Debussy: Prelude a l'apres d'un faune (1)p.1-24,
131岸本 宏子 マレンツィオの3声ヴィッラネッラにおける歌詞の選択 : マドリガ―レにおける歌詞の傾向(3) p.25-45,
132角倉 一朗 20世紀のバッハ研究 p.47-65,
137関根 和江 ケーベル先生文献(その3) p.67-85,
136瀧井 敬子 幸田露伴と音楽、そして妹の延 p.87-107,
138-139東城 弥恵 オペラにおける衣裳の問題 p.109-127,
140-141第27集
(平成13年度)配川 美加 「唄浄瑠璃」の肩書き名と細分類名に関するノート : 近世江戸歌舞伎を中心に p.1-35,
63川井 學 アナリーゼの試み : 楽想と全容のアナロジー (II)
C. Debussy: Prelude a l'apres-midi d'un faune (2)p.1-27,
64岸本 宏子 マレンツィオの2つのマドリガーレ曲集における歌詞の選択 : マドリガーレにおける歌詞の傾向 (6) p.29-42,
67木村 佐千子 バッハの音楽は自然か : シャイベのバッハ批判とビルンバウムの反論を通して p.43-60,
65-66第28集
(平成14年度)太田 暁子 [浄瑠璃節集三味線章附」の資料的価値について p.1-16,
70中嶋 敬彦 フォンターネの歴史小説 p.17-35,
69前原 恵美 常磐津節「老松」における旋律型研究(補遺) p.37-51,
68井形 ちづる フランツ・シューベルトのオペラ : I. オペラ作曲家としてのシューベルト p.1-19,
67瀧井 敬子 森鴎外訳「オルフエウス」をめぐる一考察 p.21-45,
71-73舩山 隆 La poetique musicale de Toru Takemitsu = 武満徹の音楽詩学 p.47-63 第29集
(平成15年度)小岩 信治 時空を越えた「デビュー用ピアノ協奏曲」 : 東京音楽学校におけるフンメルの《協奏曲》イ短調作品85 p.1-16,
119-120前原 恵美 『宴遊日記』に見られる芸能記録について p.17-57,
121井形 ちづる フランツ・シューベルトのオペラ : II. 《アルフォンソとエストレッラ》 p.1-22,
117-118源中 由記 『北回帰線』における美学とアイデンティティ主義 p.23-35 佐藤 眞 中江俊夫の詩によるバリトンとピアノのための二つの歌曲 [楽譜] p.37-58 澁谷 政子 20世紀芸術音楽と「作者の死」 : 解釈と創作におけるその諸相 p.59-77,
123-124塚原 康子 明治11年の式部寮雅楽課 p.79-95,
125中嶋 敬彦 ホフマンスタール初期の詩 p.97-114,
122 -
[全文] 第30~40集(平成16~26年度)*東京藝術大学リポジトリで全文閲覧できます。
-
[全文] 第41~49集(平成27~令和5年度)*東京藝術大学リポジトリで全文を閲覧できます。
附属音楽高等学校研究紀要
-
[全文] 第1~13集(平成13~29年度)*東京藝術大学リポジトリで全文を閲覧できます。
巻号 著者名 論文名 ページ 第1集
(平成13年度)佐藤 眞 はじめに p.1 海老原 直秀 音楽高等学校における音楽科目の教育について:本校における音楽科目教育の現状と課題 p.3-7 高橋 裕 音楽理論授業実践報告:1年生前期授業 p.9-40 沼田 宏行 初見の音楽的展望 p.41-54 上野 善弘 春季校外合宿(全校合宿)に関する実践報告:保健体育の立場から p.55-69 第2集
(平成14年度)佐藤 眞 2台のピアノのためのブルレスク [楽譜] p.1-23 細野 孝興 ソルフェージュとはなにか:ソルフェージュの受容と授業展開のマチエール"ソルフィエ"への一考 p.25-36 大沢 幾子 物理ⅠAの授業実践報告 p.37-50 第3集
(平成15年度)海老原 直秀 多様化時代の魅力ある音楽高校のあり方:全国音楽高等学校協議会全国研究大会総括と講評 p.1-5 高橋 裕 演奏法授業実践報告:日本人と西洋音楽 p.7-48 鈴木 芳明 国語総合の授業実践報告:韻文指導について(1年生) p.49-69 第4集
(平成16年度)鈴木 芳明 教材発掘・歌人山崎方代 p.1-32 岡 真知子 オーラル・コミュニケーションⅠの授業実践報告 p.33-45 第5集
(平成17年度)佐藤 眞 ピアノのための即興曲第1番(1959年作曲)
ピアノのための即興曲第2番(1970年作曲、2003年改訂)p.1-18 鈴木 芳明 教材発掘・歌人吉野秀雄―芸術と愛に生きる― p.19-52 第6集
(平成18年度)高橋 裕 ソルフェージュ授業実践報告 p.1-83 小林 真 音楽高校における世界史授業の実践報告 p.85-91 第7集
(平成19年度)安冨 洋 オーケストラを考える・弦楽器 p.1-15 岡崎 麻衣 友達同士の関わりの中から学ぶ保健学習(実践報告) p.17-40 第8集
(平成24年度)大平 記子 ソルフェージュ教育を通して : 演奏のおける楽譜の重要性に関する考察 p.1-7 高橋 裕 海外交流演奏会実践報告 p.9-33 木部 敏司 本校生徒の対外(音楽)活動実践報告 : 第Ⅰ期中期計画実施期間前後を中心として p.35-70 小尾 真 松本清張作品教材化試論 p.71-93 第9集
(平成25年度)沼田 宏行 副科ピアノ教育についての考察 p.1-16 塚田 花恵 「音楽史」の授業でいかなる学力を伸ばすか : 評価規準の作成、及び指導と評価の実践に関する報告 p.17-30 近藤 静乃 邦楽専攻生のための日本音楽史と理論 p.31-36 第10集
(平成26年度)鈴木 芳明
大平 記子高大連携の試み p.1-12 伊藤 雄二
安冨 洋演奏修学旅行の実践報告 p.13-26 鈴村 真貴子 フランシス・プーランク《FP119 ヴァイオリン・ソナタ》 : その成立の背景と作品をめぐる一考察 p.27-41 第11集
(平成27年度)平川 加恵 音楽理論の実践報告 : 和声教育の在り方を考える p.1-10 庄司 祐美 《ヴェーゼンドンク歌曲集》自筆ファクシミリ版にみる独自性と意義 : 演奏表現の観点から p.11-29 田中 樹里 副科声楽教育に関する一考察 p.31-40 久谷 眞理子 「生物基礎」の授業をとおして伝えたいこと p.41-56 櫻井 美帆子 EFL 授業におけるティームティーチングアプローチ : 歌、スキット、ダンスの効果的使用と共に p.57-65 第12集
(平成28年度)沼田 宏行 台湾演奏修学旅行の実践報告 : 本校初の海外演奏修学旅行の成果と課題 p.1-21 森山 菜穂子 音楽高校における家庭科の実践報告 : 「家庭基礎」年間指導計画を中心として p.23-32 小野 永貴 音楽高等学校に適応した情報科教育のカリキュラム開発 p.33-41 櫻井 美帆子 『エルマーのぼうけん』の魅力 : 「理想の大人像」の主人公と個性溢れる登場動物たち p.43-49 第13集
(平成29年度)勝見 巴 フランシス・プーランクの歌曲創造とその魅力 : 歌曲集《画家の仕事》より〈パブロ・ピカソ〉を例として p.1-13 山岸 妃貞子 邦楽専攻生クラス・ソルフェージュ授業奮闘記 p.15-27 黒川 心 音楽高校の生徒に対する体育の授業におけるボディコーディネーショントレーニングの意義と方法論について p.29-49 浜田 庫司 メルヴィル文学の本質についての覚え書き : 『白鯨』と『ピエール』を中心に p.51-57 西原 恵里花 学校管理下で起こる過換気症候群の対応について p.59-77 髙野 慎太郎 グローバル教育における基礎づくりの重要性 : スーパーグローバルハイスクール事業と本校における国語教育との接点 p.85-78
目次:目次が閲覧できます。
全文:目次と本文(許諾を得られたもののみ)が閲覧できます。